新型のiPadやiPhoneがどんどん進化する一方で、費用も比例するように高価格になってきています。
手軽に買い替えともいかないなかで、やっぱり長くiPadを使いたいと考える方も多いでしょう。毎日のように一緒にいるからこそ、家族のように思える人もいるかもしれません。
ちなみに筆者は、そのタイプです。Apple製品は飽きが来ない。使いやすい。シンプルなデザインがかっこいい。寿命さえ持ってくれれば、ずっと使いたくなる相棒のような電化製品です。
iPadの寿命をできるかぎり延ばしたいと考えている方から「そろそろ買い替えなの?」と不安な方にむけて、iPadの寿命をできるかぎり延ばすコツについてご紹介します。
目次
iPadが寿命を迎える目安
一般的なiPadを含むタブレット端末の寿命は、3〜5年程度が平均的とされています。
一方でApple社の公式発表では耐用年数は3年。この上で、さらに深く掘り下げてみましょう。
iPad OSの更新サポートは5年で終わる
iPadのOS更新サポートは、通常約5年間で終了します。この期間中は、Appleがハードウェアの修理やサービス、OSのアップデートを提供してくれているので修理が簡単にできる状態です。
OSのアップデートは新機能の追加やセキュリティ強化、バグ修正が行われるため、最新の状態で使用することが可能なのです。
サポートが終了した後もiPadは使用可能ですが、最新のOSへのアップデートがなくなるため、新しいアプリが使えなくなったり、セキュリティリスクが高まる可能性があります。
特に、アプリ開発者は新しいiPadOSに焦点を合わせるため、古いバージョンでは新しいアプリや更新が利用できなくなることがございます。
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Apple公式の発表では寿命が3〜4年
理由としては。iPadにはリチウムイオンバッテリーが搭載されており、通常の使用で約2〜3年(充電回数約1000回)が目安とされています。
このほかバッテリー以外にも、ディスプレイやボタンの劣化、動作速度の低下など寿命に影響を与えます。
正しい充電管理を行い、高温環境で使用することを避ければ、寿命を延ばすことも可能です。
iOSのサポートが切れる2〜5年
iPadのiOSサポートは、通常2〜5年間です。
具体的には、Apple が新しい OS をリリースする際に、旧モデルに対するサポートを段階的にサポートを修了します。
終了後は、新しい機能やセキュリティパッチの更新が受けられなくなります。
サポートが終了した後もiPad は使用は可能ですが、新しい機能やセキュリティパッチの更新が受けられなくなります。
修理に対応してくれるのは最長で7年
Appleは、製品が販売された日から最低5年間は修理サービスを提供します。この期間中は、部品の在庫があれば基本の修理を受けることができます。
一部の製品については、販売終了から5年以上7年未満は「ビンテージ製品」として扱われ、サポートの修理が制限されることを覚えておきましょう
ただし修理自体は可能です。費用はかかるものの部品の在庫状況によっては、最長で7年間まで修理サービスを受けられる場合もあります。
高温環境でiPadの使用はしないこと
iPadの使用に関して、高温環境での使用は避けるべきです。Appleは、iPadを使用する際の適正温度を0℃から35℃と定めています。
これを超える温度で使用すると、デバイスの動作が不安定になる他バッテリーの劣化が進む可能性があります。
高温下ではリチウムイオンバッテリーが急速に劣化し、充電効率が低下することがあります。 特に、視覚的に日光下や高温多湿の環境では、内部部品に大きな負担がかかります。
iPadを寿命まで使い続けるコツは?
iPadを寿命ギリギリまで使い続けるコツについて紹介します。
街の修理店に出す
口コミや評価をチェックし、過去の修理実績が豊富な業者を選ぶことが重要です。
修理料金は業者によって異なるため、事前に見積もりを取り、明確な料金体系を持つ業者を選びましょう。また、即日修理が可能な店舗も多いので、急ぎの場合はその点も考慮します。
相談・見積もり
修理内容を相談し、見積もりを受けます。この段階で不明点をしっかり確認しましょう。
修理作業
修理が行われます。信頼できる業者であれば、作業後に動作確認も行います。
受け取りと支払い
修理が完了したら、受け取り時に動作確認を行い、問題がなければ支払いを済ませます。
iPadの画面割れ対策にケースやフィルムで保護する
ケースはiPadの背面や側面を保護し、落下時の衝撃を和らげます。
特に、手帳型やバンパー型のケースは、画面を覆うデザインが多く、使用していない時に画面を傷から守ることができるでしょう。
また保護フィルムや強化ガラスフィルムを貼ることで、直接的な衝撃から画面を守ることが可能です。
フィルムがあることで、万が一落下した場合でも、ガラスが割れるリスクを減少させることができます。
当店ではガラスコーティングができる「NUFF」を展開しています。JIS規格の鉛筆硬度6B〜9Hの17段階で最高値である9Hのガラスコーティングを行っております。
ガラスフィルムより、はがれや浮きの心配がないぶん画面の視認性がよく、そして丈夫。しかもNUFFは、接着剤は一切使わないコーティングなので効果は3年以上で安心です。
ガラスフィルムを貼るのが苦手な方やガラスフィルムがすぐはがれてしまう方にもおすすめしたいサービスです。
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バッテリーに負荷のかかりにくい充電を行う
バッテリー残量を約30%〜80%の範囲で保つことが推奨されます。これにより、過充電や過放電を避け、バッテリーの寿命を延ばすことができます。
フル充電後はできるだけ早く充電器から外すようにしましょう。これは長時間接続したままにすると、バッテリーが熱を持ち、劣化が進む可能性があるからです。
iPadはパワー制限しながら使用する
iPadには「低電力モード」があり、これをオンにすることでバッテリーの消耗を抑えることができます。このモードでは、バックグラウンドでのアプリの更新や一部の視覚効果が制限されます。
またiPadは適正温度(16〜22℃)で使用することが推奨されています。極端な温度環境で使用すると、バッテリーに負荷がかかりますので注意が必要です。
定期的にiPadのキャッシュクリアを行う
キャッシュが溜まると、アプリやブラウザの動作が遅くなることがあります。定期的にキャッシュをクリアすることで、デバイスの動作速度を改善できます。
不要なキャッシュデータが溜まると、ストレージ容量が圧迫されることが要因です。キャッシュを削除することで、空き容量を増やすことができます。
寿命を超えてiPadを使い続けるデメリットとは
長く所持していたいのがiPad。しかし寿命を超えてiPadを使い続けることは一定のリスクがあるでしょう。デメリットについてフォーカスします。
iPadのバッテリーが0%になるのが早い、突然電源が落ちる
iPadのバッテリーが急速に0%になったり、突然電源が落ちる問題は、バッテリーの劣化が主な原因です。
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」で最大容量を確認します。80%以下の場合、バッテリー交換を検討しましょう。
バッテリーの交換は、Apple公式サービスや信頼できる修理店で交換することをおすすめします。
動作が遅くなる
多くのアプリがバックグラウンドで動作していると、リソースを消費し、動作が遅くなることがあります。
しかし最新のiPadOSにアップデートすることで、パフォーマンス改善やバグ修正が行われます。これにより動作がスムーズになることも。
定期的にiPadを再起動することで、一時的なメモリ使用量をリセットし、動作を改善することがあります。
バージョン落ちによって目的のアプリが使えない
バージョン落ちによって目的のアプリが使えなくなる問題は、iPadの寿命を考える上で重要なポイントです。
セキュリティ要件の厳しいアプリ(銀行アプリなど)は、古いOSでは動作しなくなることがあります。また新しいアプリや既存アプリの更新版が、古いOSをサポートしなくなります。
不具合が出ても型落ちで修理に出せない
古い機種の部品は次第に生産が終了し、在庫がなくなるため、修理に必要な部品が入手できなくなる可能性があります。
部品はあっても希少となると、修理費用が高額になることがあります。場合によっては新しい機種を購入するほうが経済的な選択肢となることも考えられるでしょう。
iPadの不具合が出る前にFiX PARK (フィックス・パーク) で修理しよう
FiX PARKは郵送修理を専門としており、データをそのまま保持したまま修理が可能です。端末到着後、最短で当日発送が可能なため、迅速な対応が期待できます。
お客様一人ひとりに寄り添ったサービスを心掛けており、安心して依頼できる環境が整っているので、一度お問い合わせください。
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