
iPhoneが突然起動しなくなった、充電ができなくなった、リンゴマークのまま動かないといったトラブルに見舞われると、「基板が故障したのでは」と不安になる方もいるかもしれません。基板はiPhoneの心臓部とも言える重要な部品で、故障すると端末全体が使えなくなってしまう可能性があります。
しかし、本当に基板故障なのか・修理は可能なのか・それとも買い替えるべきなのか、判断に迷う方も多いはずです。本記事では、iPhoneの基板故障の症状から、考えられる原因まで詳しく解説していきます。修理先の選び方も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
iPhoneの基板故障とは?

基板故障とは、iPhoneの内部に搭載されている電子回路が正常に動作しなくなった状態を指します。基板にはiPhoneを動かすために欠かせない重要な部品が数多く搭載されており、この基板に何らかの問題が発生すると、端末全体の動作に深刻な影響を及ぼしてしまいます。
お使いのiPhoneが起動しない、電源が入らないといった症状でお困りの場合は、スマホが起動しない原因と対処法を完全解説した記事で状態を確認することができますので、あわせてご参照ください。
起動・電源・通信など基板上の制御回路に異常が生じる
基板上にはCPU(中央処理装置)をはじめ、メモリチップ、電源管理IC、通信チップなど、さまざまな電子部品が高密度で実装されています。
基板上の電子回路に異常が生じた場合は画面表示が乱れることがあり、電源管理ICが故障した場合は充電ができなくなることがあります。あるいは通信チップに問題があれば、Wi-Fiやモバイル通信が使えなくなるでしょう。このように、基板上のどの部品が故障するかによって、現れる症状は大きく異なります。
基板の電子回路は微細な配線で結ばれており、その一部が断線したり、ショートしたりするだけでも重大な機能障害を引き起こします。また、はんだ付けされた部品が外部からの衝撃ではんだ接合部に微細なクラック(亀裂)が入ることもあります。こうした物理的な損傷は、一般的な画面交換やバッテリー交換では対処できず、専門的な基板修理技術が必要となるのです。
電源が入らないなどのトラブルが起こる
基板故障の代表的な症状として、電源が全く入らないという状態があります。充電ケーブルを接続しても反応がなく、画面は真っ暗なまま、何の兆候も見られません。これはバッテリーの問題だと思われがちですが、実際には基板上の電源管理回路に異常が発生しているケースが多く見られます。
さらに、画面にノイズが走る・タッチ操作が効かない・音が出ない・カメラが起動しないといった症状も基板故障に関連している場合があります。
これらの症状が複数同時に現れたり、一度は直ったように見えても再発を繰り返したりする場合は、基板に深刻な問題が潜んでいる可能性があるでしょう。特に水没後や落下後にこうした症状が出た場合は、基板へのダメージを疑う必要があります。
iPhone基板故障が発生する主な原因を解説!

基板故障は、外的要因がなくても内部回路や電源系トラブルにより突発的に発生するケースがあります。実は日常生活における不注意や使い方が積み重なって起こる場合があるのです。ここでは、iPhone基板故障を引き起こす代表的な3つの原因について詳しく見ていきます。
なお、画面のタッチ反応が悪い、操作が効かないといった症状が出ている場合は、スマホの画面反応が悪い時の対処法も参考になりますので、あわせてご確認ください。
落下や衝撃
iPhoneを落としてしまった経験は、多くの方にあるでしょう。たとえケースをつけていても、落下時の衝撃は基板に深刻なダメージを与える可能性があります。基板上には微細な電子部品が密集しており、落下の衝撃によってはんだ接合部に微細なクラックが生じたり、チップにクラックが入ったりすることがあるのです。
特に注意が必要なのは、落下直後には問題なく動いているように見えても、内部では見えない損傷が進行している場合です。最初は正常に動作していても、数日後や数週間後になって突然起動しなくなる、といったケースも珍しくありません。これは落下時に生じた微細なクラックが徐々に広がり、最終的に回路が断線してしまうためです。
また、繰り返しの落下は累積的なダメージとなります。一度の落下では問題がなくても、何度も落とすうちに基板の強度が低下し、ある日突然故障することもあるでしょう。特に机の上から床への落下、ポケットからアスファルトへの落下など、硬い地面への落下は要注意です。基板を守るためには、衝撃を吸収するケースの使用や、落下させないよう日頃から注意深く扱うことが重要になります。
水没・湿気の腐食
水没はiPhoneにとって最も深刻なダメージをもたらす原因の一つです。内部に水分が侵入すると、基板が腐食する可能性があります。
水分が基板に達すると、電子回路がショートしたり、金属部分が腐食したりします。水没直後は問題なく動作していても、基板上に残った水分が時間をかけて腐食を進行させ、数日後や数週間後に突然動かなくなることもあるのです。特に塩分を含んだ海水や、糖分を含んだ飲料などは腐食を加速させる要因となります。
また、普段の使用環境における湿気も無視できません。浴室での長時間使用や、結露が発生しやすい環境での使用を繰り返すと、少しずつ内部に湿気が侵入し、基板を腐食させていきます。水没させていないのに基板故障が起こる場合、こうした日常的な湿気の蓄積が原因かもしれません。
期間使用による負荷蓄積
iPhoneを長期間使用していると、基板に熱や電圧などの負荷が蓄積され、不具合が顕在化しやすくなります。電子部品は充放電サイクルや動作熱の繰り返しで内部ストレスが徐々に蓄積し、弱い部分で突発的な故障が発生するケースがあります。
特に電源管理ICやコンデンサ、はんだ付け部は熱膨張・収縮の影響を受けやすく、微細なクラックや接触不良が生じることがあります。
このような負荷蓄積は、長期間の使用の中で徐々に進行し、ある時点で不具合として表面化することがあるのです。
iPhone基板故障時のデータ復旧と対処法

基板故障が発生すると端末が起動しなくなり、データへのアクセスが遮断されます。この場合の基板修理は、写真・連絡先などの重要なデータ復旧・取り出しを主目的とした専門的な対応となります。
ここでは、基板故障が発生した際にどのような選択肢があるのか、どのような基準で判断すれば良いのかを解説していきます。
データが必要な場合:基板修理を選択
基板修理はデータが必要不可欠な状況では、唯一の選択肢となります。もちろん、CPUやNANDの致命的損傷など、物理的に復旧やデータ取り出しが不可能な場合もあるため、すべてのケースで成功するわけではありません。深刻な損傷がある場合には、復旧が困難となることがあります。
「完全に元通り」「再発ゼロ」を保証することはできないため、今後の常用を前提しない、データ復旧作業として基板修理は位置付けられています。
データが不要な場合:買い替えを選択
データが一切不要、またはバックアップ済みで端末の機能自体が必要ない場合は、買い替えが適切な選択肢といえます。Apple公式やキャリアショップでは基板故障時に本体交換対応となり、実質的に買い替えとなります。
そのため、使用年数に関わらず、基板故障かつデータが不要な場合は、修理ではなく買い替えを検討する判断が合理的といえるでしょう。
iPhone基板故障時の主な対応先と方針

基板故障が発生した場合、依頼先によって対応方針が大きく異なります。Apple Store・キャリアショップは基板修理ではなく本体交換、民間修理店は基板修理によるデータ復旧が主な対応となります。
各対応方針のメリット・デメリットを以下に整理します。
Apple Store
Apple Storeでは、基板故障の場合に基板修理ではなく本体交換での対応となります。
本体交換対応となるため、データは引き継がれず復旧できません。AppleCare+加入者は交換費用を抑えられますが、保証外の場合は機種によっては新品購入と同程度の高額な費用が発生します。
キャリアショップ
ドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアショップでも修理の受付を行っています。契約内容によっては保証サービスが適用され、費用を抑えられる場合があります。
ただし、基板故障の場合は本体交換での対応となるので、こちらもデータは失われてしまいます。保証に加入していない場合は高額な費用が発生し、修理の受付から実際の対応まで時間がかかる傾向があります。
民間の修理専門店
民間の修理専門店は、基板修理に対応している数少ない選択肢の一つです。正規店では対応できない基板レベルの修理を行っている店舗も存在します。
FiX PARKのような専門店では、基板上の再はんだ付けやコンポーネント修復といった高度な技術を駆使し、写真・連絡先・業務データなどの救出を実現します。バックアップを取っていない方にとって非常に大きな利点となるでしょう。
基板修理は故障箇所の特定から修復まで専門技術が必要な分、依頼先選びが非常に重要です。実績豊富な店舗や、基板修理の専門知識を持つ技術者がいる店舗を選ぶことをおすすめします。
その他、当店の修理実績はinstagramにて多数公開しております。
iPhone基板故障の修理に関する注意点とは?

基板修理を依頼する際は、以下の注意点を事前にご確認ください。
修理内容や修理先によって対応が異なるため、この情報を把握しておくことでスムーズな修理依頼が可能です。
正規店では本体交換になる
Apple StoreやApple正規サービスプロバイダ、キャリアショップなどの正規ルートでは、基板故障と診断された場合には本体交換での対応となります。
本体交換では、故障した端末を回収し、整備済み製品と交換します。交換後の端末は初期化された状態で渡されるため、端末内のデータはすべて失われてしまいます。事前にiCloudやパソコンにバックアップを取っていなければ、写真や連絡先、アプリのデータなどを取り戻すことはできません。
また、本体交換の費用は決して安くありません。AppleCare+に加入していれば数千円程度の負担で済むこともありますが、保証に入っていない場合は機種によって数万円から十万円近い費用がかかることもあります。
特に最新機種ほど交換費用は高額になる傾向があるため、費用面での負担は大きいでしょう。さらに、在庫状況によっては交換品の入荷を待つ必要があり、数日から数週間かかることもあります。データが取り出せない・費用が高い・時間がかかるという3つの課題があることを理解しておきましょう。
対応できる修理店が少ない
基板修理は非常に高度な技術を必要とするため、対応できる修理店は限られています。基板上の微細な部品を扱うには、専用の機器と熟練した技術者が不可欠です。マイクロスコープを使った作業など、通常の画面交換やバッテリー交換とは次元の異なる技術が求められます。
多くの民間修理店では、画面やバッテリーの交換には対応していても、基板修理までは行っていません。基板修理を依頼する場合は、事前に対応可能かどうかを確認する必要があります。また、対応可能と謳っていても、修理結果は技術力によって大きく左右されるため、修理実績や口コミなどを参考に慎重に選ぶことが重要です。
全国対応で基板修理に特化したサービスを提供している修理業者も存在します。例えばFiX PARKでは、基板修理に対応しており、データ復旧を目的とした修理に強みを持っています。
郵送での修理受付にも対応しているため、近くに対応可能な店舗がない場合でも利用できる点が特徴です。
基板修理は、申告された症状や端末の状態をもとに、不具合が想定される箇所を確認し、電子部品の取り外しやチップ交換・移植などを実施します。
なお、基板不良は目に見えない故障であるケースが多く、検査段階で修理可否を断定することはできません。
実際に、基板修理作業を行った結果として、修理が成功するか、もしくは修理不可となるかが判断されます。
iPhone基板故障の依頼はFiX PARKへ!

iPhone基板故障でお困りなら、FiX PARKにご相談ください。品質と真摯な対応を大切にする郵送修理専門店です。
高い技術力で、他社で断られがちな基板修理にも対応。データ復旧を目的とした基板修理に対応し、正規店では行えない故障箇所の特定・修復が可能です。全国対応・24時間受付で、いつでも郵送修理を利用できます。
初めてご利用いただく方にも安心いただけるよう、主要機種は価格表に記載していますが、記載のない機種でもお気軽にお問い合わせください。基板修理に関する詳細や対応機種については、FiX PARK公式サイトでご確認いただけます。
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