
スマホを落としてしまった…画面は無事に見えても、内部に問題はないのか・本当にスマホは大丈夫なのか不安になるものです。
実はスマホを落とすと、目に見える画面割れだけでなく、内部の基板損傷やバッテリー膨張など、放置すると危険な症状が潜んでいる可能性があります。
本記事では、落とした直後に必ず確認すべき5つの症状から、修理が必要な緊急サインの見極め方、適切な修理先の選び方まで徹底解説します。正しい初期対応を知ることで、大切なスマホを守り、不安を解消できるはずです。
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目次
スマホを落とした直後にチェックすべき5つの確認項目とは?

スマホを落としてしまった直後は、まず落ち着いて端末の状態を確認することが必要です。見た目に異常がなくても、内部では深刻な故障が進行している可能性があるため、慎重なチェックが求められます。
以下の5つの確認項目を順番に実施することで、スマホの状態を正確に把握できます。それぞれの症状を見逃さないよう、一つずつ確認しましょう。
画面や外観の傷・割れ
落下直後に最初に確認すべきなのが、画面や外観の損傷です。ガラスのひび割れや本体フレームの変形は、目視で確認できる最も分かりやすい故障のサインといえます。
画面に小さなひびが入っている場合でも、放置すると水滴が侵入したり、ひび割れが広がったりする恐れがあります。また、電源ボタンや音量ボタンが陥没している場合は、内部の部品が破損している可能性が高いです。
確認する際は、スマホを明るい場所で様々な角度から見ることが大切です。小さなひびは照明の角度によって見えにくいこともあるため、注意深くチェックしましょう。さらに、フレームの歪みや隙間が生じていないかも確認してください。
外観に傷がない場合でも安心せず、次にご紹介する項目も必ず確認してください。スマホは精密機器のため、外見だけでは判断できない故障が隠れていることも少なくありません。
充電の異常
充電に関する不具合は、落下による内部損傷を示す典型的な症状のひとつです。落とした直後は問題なく動作していても、数時間後や翌日になって充電ができなくなるケースがあります。
充電マークが表示されているのに充電が進まない、充電速度が極端に遅いといった症状は、バッテリーや充電端子の破損を疑うべきサインです。また、充電中に異常な発熱がある場合は特に注意が必要で、バッテリーが膨張している可能性があります。
充電の確認は、実際に充電ケーブルを接続して10分程度様子を見ることをおすすめします。バッテリー残量が増えているか、充電マークが正常に表示されているかを確認しましょう。ワイヤレス充電機能がある機種では、有線・無線の両方で試してみてください。
充電の異常を放置すると、スマホが使えなくなるだけでなく、最悪のケースでは発火や爆発といった重大な事故につながる危険性もあるため、できるだけ早めの対応が求められます。
タッチ操作
画面のタッチ操作に違和感がある場合は、表示パネル内部やタッチセンサー系統が落下の衝撃により損傷している可能性があります。スマホのディスプレイは精密な層構造になっているため、外観に割れがなくても、内部のタッチ層が破損するケースがあるのです。
具体的には、特定の部分だけタッチが反応しない、意図しない場所が反応する、スクロールがカクカクするといった症状が挙げられます。これらは時間とともに悪化することが多く、最終的にはタッチ操作が全くできなくなる恐れがあります。
タッチ操作の確認には、メモアプリなどで画面全体に文字や図形を描いてみる方法が効果的です。画面の四隅や中央など、様々な場所をタップして反応を確かめましょう。また、マルチタッチ機能が正常に動作するかも確認してください。
落下直後は問題なくても、日常的な使用による熱や圧力によって急に症状があらわれることもあるため、数日間は注意深く様子を見ることが大切です。
カメラ機能
カメラ機能の不具合も、落下によって起こりやすい症状のひとつです。カメラレンズが割れている場合は一目瞭然ですが、レンズに傷がなくても内部の手ぶれ補正機能が故障していることがあります。
写真を撮影した際にピントが合わない、画像がブレる、カメラアプリが正常に起動しないといった症状が見られる場合は、落下の衝撃によってカメラモジュール内部の機構や電子部品が損傷している可能性があります。
外観上レンズに異常が見られなくても、内部の手ブレ補正機構や配線、基板側回路の不具合により、正常に動作しなくなるケースがあります。これらの症状は、スマホの日常的な使い勝手に直結するため、早期に発見して対処することが必要です。
異常な発熱や異音
落下後にスマホが異様に熱くなる、または聞き慣れない異音がする場合は、内部基板やバッテリーが損傷している可能性が高いです。通常の使用では発生しない熱や音は、深刻な故障のサインと考えるべきです。
バッテリーが膨張すると本体が異常に発熱し、やけどのリスクもあります。また、基板が損傷している場合は、データの消失や電源が入らなくなるといった致命的なトラブルに発展しかねません。
異常な発熱や異音を感じたら、すぐに電源を切り、充電も避けてください。そのまま使い続けると、さらなる故障を引き起こすだけでなく、安全上の問題も生じる恐れがあるため、専門家への相談が必要です。
スマホを落とした後に取るべき正しい対処法

スマホを落としてしまった後は、適切な初期対応を行うことで被害を最小限に抑えることができます。以下の3つの対処法を順番に実施することで、大切なデータを守り、修理の必要性を見極められます。
焦らず冷静に対応することが、スマホを守る第一歩です。下記記事では、スマホ画面が割れた時のリスクについて詳しく解説しています。
【関連記事】スマホの画面が割れた時のリスク! 対処法とは
データのバックアップを取る
落としてしまった後に、可能な限り最優先で行うべきなのが、データのバックアップです。見た目に問題がなくても、内部では徐々にダメージが進行している可能性があり、ある日突然電源が入らなくなることもあります。
バックアップを取る方法としては、クラウドサービスを利用する方法と、パソコンに直接データを移す方法があります。iPhoneであればiCloud、AndroidであればGoogleドライブなどのクラウドサービスが便利です。
クラウドバックアップは、Wi-Fi環境があればすぐに実行できます。
iPhoneの場合は「設定」→「ユーザー名」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」から手動でバックアップを開始できます。Androidの場合は「設定」→「Google」→「バックアップ」から同様に実行可能です。
画面が割れてタッチ操作ができない場合でも、USBケーブルでパソコンに接続すれば、PC側の操作でデータを移送できます。写真、連絡先、SNSの会話履歴など、失いたくないデータは必ず保存しておきましょう。
応急処置として保護フィルムを貼る
画面にひびが入った場合の応急処置として、ひびが広がるのを防ぎ、ガラス片で怪我をするリスクを軽減するためには保護フィルムを貼ると良いでしょう。
保護フィルムを貼る際は、画面をきれいに拭いてから慎重に貼り付けてください。気泡が入らないよう、中央から外側に向かって空気を押し出すように貼るのがコツです。
ただし、保護フィルムはあくまで応急処置であり、根本的な解決にはなりません。ひびが入った画面をそのまま使い続けると、タッチ操作に不具合が出たり、水分が内部に侵入したりする恐れがあるため、早めに修理を検討しましょう。
専門業者に相談・診断を依頼する
自分では判断できない症状や、複数の不具合が同時に発生している場合は、専門業者への相談が必要です。プロによる診断を受けることで、故障の原因を正確に特定し、適切な修理方法を提案してもらえます。
公式サイトの問い合わせフォームやLINE相談であれば、無料で対応してくれる業者も多く、修理が必要かどうかを判断する材料になります。ただし、分解を伴う診断や詳しい検査は有償となるケースが一般的なため、事前に確認しておきましょう。
また、修理費用の見積もりを複数の業者から取ることで、費用面でも納得した選択がしやすくなります。特にバッテリーの膨張や基板損傷が疑われる場合は、安全のため自己判断を避け、早めに専門家へ相談することが重要です。
スマホの修理はどこに依頼すればいい?修理先の選び方

スマホを落としてしまった後、修理が必要になった場合、どこに依頼すればよいのか迷う方も多いでしょう。修理先にはそれぞれ特徴があり、費用や期間、対応内容が異なります。
以下では、主要な修理先であるメーカー、キャリア正規店、民間の修理専門店の3つについて、それぞれのメリットとデメリットを解説します。
メーカー
メーカー修理は、純正部品を使用し、各メーカーが定めた基準に沿って対応される点が特徴です。AppleやSamsung、Sonyなどが提供する正規修理サービスを利用することで、公式ルールに基づいた修理を受けることができます。
メリットとしては、純正部品が使用される点や、修理後もメーカー保証の対象となるケースがある点が挙げられます。また、メーカー独自の保証プログラムに加入している場合、修理費用が軽減されることもあります。
一方で、修理作業自体はメーカーや正規サービスプロバイダであっても基本的に手作業で行われるため、必ずしも技術面で万全とは言い切れない場合もあります。実際、正規修理後に不具合が起きるケースも発生しています。
また、メーカー修理では個人情報保護の観点から、修理前後に端末を初期化する運用が基本となっており、データは引き継がれません。そのため、事前のバックアップが必須であり、データを残したまま修理したい方には不向きな場合があります。
さらに、修理費用が高額になりやすく、修理期間も1〜2週間程度かかることが多いため、スピードや柔軟性を重視する場合は他の選択肢と比較検討することが大切です。
キャリア正規店
キャリア正規店での修理は、契約時に加入した補償サービスを活用できる点が大きな魅力です。docomo、au、SoftBankなどの大手キャリアでは、独自の補償プログラムを提供しています。
たとえば、docomoの「smartあんしん補償」では月額料金に加えて3,300円から、端末交換であれば12,100円で対応してもらえます。auやSoftbankも同様の補償サービスがあり、補償に加入していれば、比較的安価に修理や交換が可能です。
デメリットとしては、補償未加入の場合は費用が高額になること、店舗の混雑状況によっては予約が取りにくいことが挙げられます。また、端末交換になった場合は、データの復旧作業が必要になります。
民間の修理専門店
民間の修理専門店は、修理までのスピードが早く、修理費用がメーカーや正規店に比べて安価で行える点、データを残したまま対応してもらえるケースが多い点が特徴です。修理方法も、持ち込みや出張に加えて郵送に対応している店舗があり、利用者の状況に合わせて選べる柔軟さがあります。
特に郵送修理は、店舗へ出向く時間が取れない方や、非接触での対応を希望する方、遠方にお住まいの方にとって便利な選択肢です。近くに自分の使用している機種に対応した店舗や、高難度の修理に対応できる店舗がない場合でも依頼しやすい点がメリットと言えるでしょう。
民間の修理専門店に依頼することで想定されるデメリットは、メーカー以外で修理を行った場合、その時点でメーカー保証の対象外となる場合がある点です。ただし、Appleをはじめ多くのメーカーの保証は「購入から1年間の自然故障のみ」を対象としており、落下・水没などの物損や、中古端末・保証期間終了後の端末は、そもそもメーカー保証の対象外であるケースが大半です。
そのため実際にはすでに保証が切れている方や、中古端末を使用している方・物損での修理を依頼したい方にとっては、民間の修理専門店に依頼するのが最善となる可能性が高いでしょう。
なお使用される部品については、メーカーが供給する純正部品ではなく、互換部品を用いるのが一般的です。というのも、メーカー純正部品は本来メーカーのみが保有・供給しているものであり、正規以外のルートで入手した部品を「純正」とうたうことにはコンプライアンス上の問題が生じる可能性があるためです。
ただし、技術力が高く信頼できる店舗を選べば、高品質の互換部品を使用するため、品質面でも問題なく利用できます。
郵送修理専門のFiX PARKでは、安価で修理ができるだけでなく、純正部品をリサイクルした純正再生品または純正品同等の品質の互換パーツを使用しながら、最先端の修理技術と実績豊富なエンジニアによる修理体制を整えています。対応機種の豊富さから、他店では断られるようなトラブルへの対応力も高いため、信頼できる修理先を探す方におすすめです。
その他、当店の修理実績はinstagramにて多数公開しております。
今後スマホを落とさないための予防策!

スマホの落下を防ぐためには、日頃からの予防策が欠かせません。ケースやフィルム、ストラップなどのアクセサリーを活用することで、落下のリスクを大幅に減らすことができます。
以下では、効果的な予防策を3つ紹介します。
耐衝撃ケース・フィルムを使う
耐衝撃ケースとフィルムは、スマホを落下から守る最も基本的な予防策です。耐衝撃ケースは、米軍規格MIL規格に準拠したものが多く、1.22メートルの高さから26方向の落下テストをクリアしています。
ケースの素材には、ポリカーボネートやTPUなどが使われており、衝撃を吸収する構造になっています。特に、四隅にエアクッションが配置されているケースは、角から落ちた際の衝撃を効果的に分散します。
ケースを選ぶ際は、自分のスマホの機種に対応しているか、ボタンやカメラの位置が正しく開口されているかを確認しましょう。また、ケースの厚みと保護性能のバランスも考慮が必要です。薄型のケースは持ちやすい反面、保護性能はやや劣ります。
保護フィルムには、ガラスフィルムとPETフィルムがありますが、ガラスフィルムの方が硬度が高く、画面を守る効果が高いです。フィルムを貼る際は、気泡が入らないよう丁寧に作業することが必要です。
スマホリング・ストラップで落下防止
スマホリングやストラップは、手からスマホが滑り落ちるのを防ぐ効果的なアクセサリーです。特に、大型化するスマホを片手で操作する際に、落下防止として役立ちます。
スマホリングは、背面に貼り付けて指を通すタイプで、操作中に手からすべり落ちるのを防ぎます。また、スタンドとしても使用できるため、動画視聴時にも便利です。
ストラップには、ショルダータイプ、ハンドストラップタイプ、リングストラップタイプなどがあります。ショルダーストラップは首や肩から下げられるため、両手を自由に使いたい方や、子育て中の方に人気です。ハンドストラップは手首に通すタイプで、コンパクトに使えます。
ストラップホールがないケースでも、ストラップホールシートをケースとスマホの間に挟むだけで簡単に取り付けられます。ストラップを選ぶ際は、耐荷重を確認し、自分のスマホの重さに対応したものを選びましょう。
ガラスコーティングで画面を保護
ガラスコーティングは、液体状のガラス被膜をスマートフォンの画面に塗布し、表面の硬度を高める保護方法です。施工後は徐々に硬化が進み、ガラスフィルムと同等以上の硬さを持つ保護層が形成されます。
フィルムのような厚みがないため、端末本来のデザインや操作感を損なわず、指紋や汚れが付きにくくなる点がメリットです。効果は数年持続するとされ、貼り替えの手間が少ない点も見逃せません。
ガラスコーティングにはさまざまな種類がありますが、FiX PARKでは、スマートフォン専用に独自開発したガラスコーティング「NUFF(ナフ)」を提供しています。NUFFはスマートフォンの画面特性に合わせて設計されたコーティングリキッドで、エッジディスプレイにもムラなく施工できるのが特長です。
ナノ化技術により微細な傷や凹凸にまでコーティングが浸透することで、耐衝撃性に優れ、透明度やタッチ感度を損なうことなく画面を保護します。防汚性能も高く、汚れても軽く拭くだけで清潔な状態を保ちやすくなります。
ガラスコーティングは画面表面そのものを改質する処理であり、保護フィルムのようにコーティング層が割れたり、経年劣化によって視認できる変化が生じるものではありません。
そのため、使用を続ける中で「コーティングが劣化して見た目が悪くなる」「割れが目立つ」といった心配は基本的に不要です。
なお、ガラスコーティングは保護フィルムと同様に画面の耐久性を高める予防策であり、強い衝撃や落下から画面の破損を完全に防ぐものではない点は理解しておく必要があります。
保護フィルムが苦手な方や、スマートフォンの見た目や操作性を重視したい方にとって、ガラスコーティングは有効な予防策と言えるでしょう。
スマホを落としてお困りならFiX PARKの郵送修理へ!

スマホを落として故障してしまったら、「FiX PARK」の郵送修理サービスがおすすめです。全国対応の郵送修理で、iPhone・Android・iPad・Apple Watchなど幅広い機種に対応しています。
FiX PARKは、画面割れ(ガラス液晶修理)、背面ガラス修理、バッテリー交換、水没復旧(基板洗浄)、データ復旧(基板修理)など、落下による様々な故障に対応可能です。他社では難しいとされる基板修理まで、国内トップレベルの技術力を持つエンジニアが一台一台に真剣に向き合い修理を行っています。
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